ChangeLogの日本語訳です。

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1993年 8月18日(水)  09:34:23  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.2.4

・デフォルトでは、.gz ファイル中に保存されているファイル名とタイムスタンプを
  復元しないようにした('compress' と同じように振る舞う)。強制的にファイル
  名とタイムスタンプを復元するために --name オプションを追加した。
・標準入力に対する別名として、- を認めた。
・man のページにおいてハードリンク、.so のいずれもサポートできるように 
  manlinks=so あるいは ln を使うようにした。
・zdiff で foo.gz~ を認めた。
・Windows NT のサポートを追加した。
・厳格な Posix システムのために ENAMETOOLONG をハンドルした。
・Webster と GNU スタンダードに従うために --recurse の代わりに --recursive 
  を使うようにした。
・拡張子 g を持つシェルスクリプトのインストレーションを許した。:make G=g 
  install
・path の中に gzcat が既に存在する場合は、デフォルトで gzcat として zcat を
  インストールするようにした。
・zmore がパラメータなしで起動された場合には、more として振る舞うようにした。
  (ヘルプを与える)
・たとえ --force がついていても、gzip フォーマットでないファイルに対しては 
  --list が拒絶するようにした。
・-rt や -rl オプションの時、gzip ファイルでないファイルに文句を言わないよう
  にした。
・いくつかのシステムに対して、INSTALL 中にアドバイスを追加した。
・NeXTstep 3.1 に対するエントリーを makefile に追加した。(configure が失敗
  した場合に)
・Pyramid 上での memcpy の問題を回避した。(ある種のファイルで crc エラーが
  出てしまう。)
・msdos 上の Borland C++ でコンパイルした場合には、-r オプションをサポートす
  るようにした。
・FAT ファイルシステムに対してのみ、ファイル名を強制的に小文字にするようにし
  た(HPFS ではない)。
・Solaris x86 上の cc のバグを避けるために、inflate.c 中のある記述を書き直し
  た。
・msdos の makefile 中では、match.asm をサブディレクトリ msdos からゲットす
  るようにした。
・無視されなかった場合のみ、SIGTERM と SIGHUP をキャッチするようにした。
・getopt.c: Amiga 上では、"#if !defined(const)" はコンパイルされない。
・Amiga 上では、レジスタパラメータを使うようにした。
・Amiga 上では、ファイル名を強制的に小文字にしないようにした。
・Atari TOS のサポートをフィックスした。(Makefile.st と tailor.h)
・unlzw.c 中で、zcat が既に使われている場合には、zcat を使うように提案しない
  ようにした。
・INSTALL 中で HPUX に対する bsdinst の使用を提案するようにした。
・INSTALL 中に Turbo C++ 1.0 のバグに関するドキュメントを追加した。
・--no-name オプションに関するドキュメントを改善した。
・いくつかのファイルに対して、signed/unsigned のウォーニングを回避した。
・README 中に jka-compr19.el の入手先を追加した。
・README 中に OS/2 の実行ファイルの入手先を追加した。
・tar -z の例(gzip.1 と gzip.texi)に --block-compress を追加した。
・実行ファイル中に rcsid を保持しないようにした(コンパイルのウォーニングを
  回避するため)
・.Z ファイルの先頭バイトの正当性もチェックするようにした。
・無効なオプションを使用した場合には、非ゼロの戻り値をリターンするようにした。
・OS/2 上の Borland C++ に対して、os2/gzip.def から "NEWFILES" を削除した。
・"time stamp restored" のメッセージを削除した。(-N の要請には従う)

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1993年 6月24日(木)  10:27:57  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.2.3

・--verbose が指定されている場合を除いて、展開時には出力ファイル名を表示しな
  いようにした。
・getopt.c 中での alloca の使用を止め、全ての makefile から alloca を削除し
  た。
・RiscOS 上では、AC_HEADER_CHECK を破壊しないように、CPP の代りに ASCPP を使
  うようにした。
・サブディレクトリ sample 中にシェルスクリプト zfile を追加した。
・コンパイラのバグについてのリストを README から INSTALL に移した。
・vms/Readme.vms を追加した。
・16 bit マシン用に unlzh.c 中での DIST_BUFSIZE チェックをフィックスした。
・configure.in 中の REGSIGTYP マクロをフィックスした。
・vms/gzip.hlp 中で == の代りに 'define' を使うようにした。
・unlzh.c 中でウォーニングが出ないようにした。
・バイナリと man のページを個別にインストールすることを許した。
・zgrep と znew 中で空白を持つファイル名のハンドリングを簡略化した。
・amiga/Makefile.sasc 中で依存関係をフィックスし、trees.c に対するルールを削
  除した。
・gzexe 中で抜けていたクォートを追加した。

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1993年 6月17日(木)  13:47:05  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.2.2

・Sun 上の cc で gzip.c がコンパイルエラーになるのを直した。(gcc では正しく
  動いていた)

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1993年 6月16日(水)  11:20:27  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.2.1

・もしデータが gzip で圧縮されていない場合には、zmore が more として働くよう
  にした。
・デフォルトでは、出力ファイル名はそれが実際に短縮された場合のみ表示するよう
  にした。
・gzexe されたプログラム中では、より高い安全のために絶対パスを用いるようにし
  た。
・gzexe 中では、chmod 755 の代りに 700 を使うようにし、tail, rm などを gzexe
  しないようにした。
・vms/gzip.hlp をアップデートした。
・algorithm.doc 中に高速オプション(-1 から -3)についての説明を加えた。
・zgrep 用の man のページを改良した。
・gzip.texi のマイナーフィックスをした。
・configure 中で LC_ALL と LANG をいつもセットするようにした。(HPUX 上の tr
  用)

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1993年 6月14日(月)  10:03:24  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.2

・ファイルの特徴を表示する --list オプションを追加した。
・-no-name オプション:元のファイル名を保存・復元しない、を追加した。元のファ
  イル名を保存するのをデフォルトにした。
・gunzip --suffix "" を許した。元のファイル名が存在している場合に、拡張子に
  とらわれることなく、いかなるファイルでも展開を試みることができるようにする
  ためである。
・SCO compress -H フォーマットのサポートを追加した。
・gzip --fast が圧縮率を落すことによって(それでも compress よりは良い)、よ
  り速くなった(compress と同じくらいの速度になった)。
・デフォルトの圧縮レベルは、-6 に変更された(以前の -5 と全く同じ)。速度/
  圧縮率レンジのより良い位置を指すようにするためである。
・スマートなファイル名短縮を使うようにした。 123456789012.c ->
  123456789.c.gz (旧 12345678901.gz)
・--force をつけると、zcat が gzip 圧縮されていないデータを変更せずに通すよ
  うにした。(zcat == cat)
・zgrep というシェルスクリプトを追加した。
・sub.c を 16 bit 音声データ、24 bit イメージ等に対して便利になるようにした。
・--verbose がついている場合を除いて、gunzip -r に対して、拡張子に関するウォー
  ニングを出さないようにした。
・サンプルプログラムをサブディレクトリ sample に移動した。
・MSDOS 上で、可能な場合(拡張子のないファイル)には、拡張子 .gz を使うよう
  にした。
・INSTALL 中に "Special targets" のセクションを追加した。
・zmore.in 中で stty -g を正しく使うようにした。
・zforce.in 中で gzipされたファイルかどうかのチェックに、より簡単なテストを
  使うようにした。
・match.S 中で $ の前のスペースを削除した。(もはや gas 2.x では受け入れられ
  ない)
・シェルスクリプトに対して、gzip にパスが通っていることを想定しなくなった。
・vms/Makefile.mms 中で文法エラーをフィックスし、lnk$library を定義した。
・Amiga 上では、REGSIGTYPE は void である。
・--verbose がついている時に、標準入力を展開する場合には、空行を書かないよう
  にした。
・VMS の 1.1.2 のフィックスをフィックスした。(get_suffix のバグ)
・x86 用の Solaris 2.1 上のコンパイラのバグについて、README 中に警告を追加し
  た。
・bits.c 中の read_buf のデフォルトの値を削除した。(supermax が好まないため)
・tailor.h 中で、OS/2 上の Borland C と Zortech C のサポートを追加した。
・gzexe 中に Ultrix のバグがある sh に関するウォーニングを追加した。(代りに
  /bin/sh5 を使いなさい)
・zdiff 中に AIX のバグがある sh に関するウォーニングを追加した。(代りに 
  /bin/ksh を使いなさい)
・configure.in 中で、もし DEFS が NO_ASM を含んでいる場合には、アセンブラコー
  ドを試みないようにした。

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1993年 6月 4日(金)  09:49:33  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.1.2

・VMS 用の深刻なバグ(-gz が展開時になくならない)をフィックスした。
・znew 中で .gz 以外の拡張子も許すようにした。
・標準入力を展開する時には、圧縮率の表示をしないようにした。
・zmore.in 中で stty -g が壊れているコンピュータでも動くようにした。 
  (Ultrix)
・.Z ファイルに対して、正しい圧縮率を表示するようにした。
・INSTALL 中に .z を .gz にリネームするスクリプトを追加した。
・configure 中で CFLAGS を設定することを許した。
・Concentrix cc コンパイラのバグについて、README 中に警告を追加した。
・Makefile.in 中で || を避けた(少なくとも1つの make はこれをサポートしてい
  ないので)。
・Amiga には --ascii オプションは意味がないので、使えないようにした。
・Primos の実行ファイルへの指示を、README 中に追加した。
・拡張領域についての記述を algorithm.doc 中に追加した。
・alloca.c 中で NULL を再定義しないようにした。
・サポートされていない圧縮方法に対して、チェックをするようにした。
・OSF/1 上で getopt の再宣言を避けるようにした。

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1993年 6月 1日(火)  09:07:15  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.1.1

・vms.c 中の深刻なバグをフィックスした(= を == に直した)。
・--ascii オプションを追加した。
・Ultrix 用に configure.in 中に workaround を追加した。 (quote eval 
  argument)
・znew 中では unset を使わないようにした(Ultrix がサポートしないため)。
・gzip の配布に対して、tar.z の代わりに tar.gz を使うようにした。
・gzip.texi 中の抜けていた項目を追加した。
・unsigned の代わりに size_t を使い、configure.in 中に AC_SIZE_T を追加した。

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1993年 5月28日(金)  11:40:01  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.1

・デフォルトで拡張子 .gz を使うようにし、--suffix オプションを追加した。
・gunzip が拡張子 "_z"を受け入れるようにした(Vax/VMS 上の一部の compress で
  "_z" が使われているため)
・標準入力からゴミを読み込んだ時には、エラー報告の代わりに Quit するようにし
  た。
・8 ビットイメージの圧縮用に、sub.c と add.c を追加した。
・VAX/MMS 用の makefile を追加し、VMS 上でのワイルドカードをサポートした。
・OS/2 の下での MSC のサポートを追加した。
・Prime/PROMOS のサポートを追加した。
・展開時にも圧縮率を表示するようにした。
・--version のあとでは、Quit するようにした(GNU 標準)。
・isatty() のチェックを回避するために --force を使うようにした。
・--quiet に対する別名として --silent を認めるようにした。(longopt.table を
  見なさい)
・--stdout に対する別名として --to-stdout を認めるようにした。
  (longopt.table を見なさい)
・-h, -help に付け加えて、-H, -? も認めるようにした。
・readme ファイルの中に zip と gzip の比較も追加した。
・全ての主な圧縮/展開関数において、エラーコードを返すようにした。
・回復できるエラーの場合には、他のファイルの作業は続けるようにした。
・znew.1 の中に -f の記述を追加した。
・もし、.gz が既に存在する場合には、znew -t に対して、非圧縮版を残さないよう
  にした。
・Unix 上では、same_file() 中で st_ino, st_dev だけを使うようにした。
・もし存在するなら、S_IRUSR と S_IWUSR を使うようにした。
・gzexe において、"test $1 = -d" を "test x$1 = x-d" にした。
・match.S 中で Motorola Delta を認識するためにシンボル sysV68 を使うようにし
  た。
・gcc では memory.h をインクルードしないようにした。(Sun の宣言と衝突するた
  め)
・より多くの typos をフィックスした。
・VMS 上で、gcc に対しても、unlink を delete として定義した。
・"make check" の中で環境変数 LANG をセットしないようにした。なぜなら、"wc 
  -c" が漢字があるとうまくいかないからである。
・shdir を scriptdir にリネームした。
・NeXT 上では、68000 の代わりに 68020 のコードを使うようにした。
・--decompress の別名としての --uncomress にドキュメントをつけた。
・標準ヘッダファイルを gzip.h の前にインクルードするようにした。 (Bull 上で
  必要)
・_POSIX_VERSION が dirent.h の存在を暗に示していると想定しないようにした。
・tar 1.11.2 は gzip を直接操作できるので、gzip-tar.patch を削除した。
・-DSMALL_MEM でコンパイルするとより少ないメモリで使えるようにした。(MSDOS 
  用)
・updcrc() を最適化した。
・cc -E が正しく動作しなくても、文句をいわないようにした。
・16 ビットの Unix システム上では 64KB を読み込もうとしないようにした。
・'overhead' という変数名は Lynx 上で予約されているので使わないようにした。
・ある種の BULL コンパイラは inflate.c 中の *p++ という表記を好まないので、
  *p, p++ にした。
・ウォーニングを避けるために free と memcmp でキャストするようにした。
・展開に 1 分以上かかった時のタイムスタンプの処理を削除した。しかし、もし望
  むなら、どのようにしてパイプでタイムスタンプを保存するのを避けるかについて、
  ドキュメントをつけた。
・inflate.c 中で crypt.h をインクルードするようにした。 (ある種の処理系では
  CRYPT というシンボルをpredefineするので)
・デフォルトの make ルールで gunzip と (g)zcat へのリンクを追加した。
・もし、存在しない場合には、インストール用のディレクトリを作成するようにした。
・INSTALL 中の --prefix オプションをはっきりさせた。
・DIAB DS90 用に match.S の中でシンボル mc68k を使うようにした。
・configrure.in 中で長さが 0 の_match.s をガードするようにした。
・zmore 中で stty -g とすることで、全ての tty オプションをリストアするように
  した。
・MaxOS のサポートを追加した。
・makecrc.c をよりシンプルにした。
・getopt.c, util.c, unlzw.c でウォーニングが出ないようにした。
・特に INSTALL と AC_HAVE_POUNDBANG に対して、autoconf 1.4 を使うようにした。
・zcat.1, gunzip.1, zcmp.1 へのハードリンクの代わりに、.so を使うようにした。
・sig_type の宣言をフィックスした。
・fcfree 中で一致性のチェックをするようにした。
・ztouch を追加した。
・utime がディレクトリに対して失敗しても、文句をいわないようにした。(OS/2 用)

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1993年 3月18日(木)  18:56:43  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.0.7

・zmore が標準入力から読むことを許した(more ライク)
・match.S 中で 68000 (Atari ST) をサポートした。
・部分書き出しをリトライするようにした(パイプで gzip がサスペンドしたときに、
  Linux 上で必要)。
・gzexe 中でフルパス名とリネームを許した。
・setuid の実行ファイルや gzip そのものを gzexe で圧縮しないようにした。
・Vax 上の gcc 用に、vms/Makefile.gcc を追加した。
・README 中に gzip の Solaris と VMS の実行ファイルへのポインタを与えた。
・異なったディレクトリへのバイナリファイルとシェルスクリプトのインストールを
  許した。
・Cray 上では alloca を使わないようにした。
・string.h が存在しない場合に、strspn と strcspn を供給するようにした。
・もし必要なら、FCREAT と FEXCL から O_CREAT と O_EXCL を定義するようにした。
・make realclean 中で gzip.doc を削除するようにした。
・INSTALL 中の正しい場所に、"make manext=l install" を置いた。
・INSTALL 中の正しくない例をフィックスし、もっと多くの例を与えた。
・install と uninstall 用の zdiff.1 を含めた。
・zmore 中で環境変数 PAGER が複数の内容持つことを許した。(例: PAGER="col 
  -x | more")
・getopt.c 中の使っていない indfound でウォーニングが出ないようにした。
・memset の arg を void* にキャストした(いくつかのバグの多いコンパイラに必
  要)。
・acgeneral.m4 中で dirent.h の前に sys/types をインクルードするようにした。
・ウォーニングを避けるために、acgeneral.m4 AC_COMPILE_CHECK をフィックスした。
・gcc では alloca.c を使わないようにした。(NeXT ユーザが alloca.h を持って
  いなかったため)
・すべてのエラーメッセージを GNU 標準に変えた。
・作業に 1 分以上かかった場合のみ、タイムスタンプをリストアするようにした。
・zcat を gzcat としてインストールすることを許した。
・ヘルプメッセージを減らし、gzip がパラメータ無しやリダイレクト無しで起動さ
  れたときには、ターミナルに圧縮データを送るようにした。(Noah Friedman から
  の率直な要望)
・GNU 標準コーディングを尊重するために、コンパイルオプション GNU_STANDARD を
  追加した。-DGNU_STANDARD をつけると、たとえ、 gunzip という名前で起動され
  ても、gzip として振る舞う。(文句は私にではなく、 /dev/null か FSF に言う
  ように。)

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1993年 3月10日(金)  13:27:18  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.0.6

・gzexe が既に gzexe されている実行ファイルを判別できるようにした。
・VMS 上のレコードフォーマットをリストアしようとしないようにした(単純な 
  1.0.5 のコードは、512 固定のファイル上でのみ、正しく動作する。)。テキスト
  モードを削った。
・amiga/match.a に 68000 用のアセンブラバージョンを追加した。
・Atari TT 用にアセンブラバージョンを使うようにした。
・vms/Makefile.vms 中の "make clean" をフィックスした。
・OS/2 用に、デフォルトで HPFS を想定するようにし、もし必要なら OS2FAT フラ
  グを追加するようにした。
・zdiff 中のいくつかのバグをフィックスして、zcmp を zdiff へのリンクの1つと
  して定義した。
・zdiff.1 を追加した。
・NeXT 用の configure hack を削除した。代りに autoconf に一般的なフィックス
  を追加した。
・get_prefix 中で拡張子が 10 文字を越えたときに、配列のオーバーフローを避け
  るようにした。
・zmore を quit するときに、q か e を認めるようにした。
・zmore 中で、すべての場合に、tty mode をリストアしようとするようにした。
・NeXT 上で、match.S に対して、モトローラスタイルを使うようにした。
・configure.in において Siemens csh だと、unsetenv が*ハングる*・・・
・vms/gzip.hlp を更新した。

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1993年 3月 4日(木)  14:13:34  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.0.5

・VMS 用に対して、変数レコードフォーマット用にファイルタイプをリストアするよ
  うにした。そうでない場合は、固定長フォーマットで展開する。(完全ではないが、
  すべてのファイルを stream-LF フォーマットになるように強制するよりは良い。)
・VMS に対して、拡張子 "-z" を使うようにした。
・.z, .*-z, .tgz, .taz だけを gzip の正しい拡張子として使うようにした。それ
  にともなって、zforce が更新された。
・VMS に対して、入力ファイル名中にバージョン番号を許した。
・サンプルプログラム zread.c を追加した。
・/bin/sh のある種のインプリメンテーション用に "make check" をフィックスした。
・MSDOS, OS2, Atari 上で、ファイル名の拡張子が 3 文字を越えているかどうかを、
  stat() に頼らなくなった。
・gzexe によって /tmp に作られたファイルをガベージコレクトするようにした。
・znew 中で $opt をクォートするようにした。
・もし存在しているなら、znew 中で環境変数 TOUCH を使うようにした。
・空だったり、切り詰められているファイルに対して、gunzip がより良いエラーメッ
  セージを出すようにした。
・__STDC__ が宣言されているのに 0 であった場合は、getopt.h 中のプロトタイプ
  を許すようにした。
・vms/Makefile.vms 中に "make clean" を追加した。
・デフォルトの CFLAGS から -g を削除した(Noah の許可とともに)。
・多くのシステムに対して、多すぎる HAVE_???_H を避けた。共通のデフォルトを使
  うようにした。
・一貫性を出すため、Atari のデフォルトフラグを tailor.h の中に移動した。
・ハッシュテーブルをクリアするのに、memzero() を使うようにした。
・VMS の振る舞いを反映させるため、vms/gzip.hlp を更新した。
・OS_CODE をフィックスした(1 バイトに入るようにした)。
・Amiga 用の utime.h を追加した。
・NeXT 2.0 用に、正しくない dirent.h をうまく動くようにした。
・Coherent 用に Makefile のエントリを追加した。

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1993年 2月22日(金)  11:20:49  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

- 68020 用の match.S をチェック

    * バージョン 1.0.4

・68020 用の最適化したアセンブラバージョンを追加した。
・DJGPP のサポートを追加した。
・Atati ST びサポートを追加した。
・切り詰められたファイル名を持つ gzip で圧縮されたファイルを、リネームするた
  めの zforce を追加した。
・uncompress という名前ではインストールしないようにした。 (古い compress の
  中でいかなるチェックもしていないことに頼ったシステムがあるため)
・msdos/tailor.c 中に抜けていた関数 fcfree を追加した。
・.tgz ファイルを gunzip が処理するようにして、gzip はそれらをスキップするよ
  うにした。
・SysV 用に zmore 中に 'stty min 1' を追加し、トラップコードをフィックスした。
・Makefile.in 中の .PHONY が古い make を誤動作させるので外した。
・INSTALL 中に pcat と unpack に関するドキュメントを追加した。
・stdlib.h を持っていないシステムのために、getenv にキャストを追加した。
・gcc が混乱するのを避けるために、VMS の代わりに VAXC を使うようにした。
・znew.1 に -K を追加した。
・gzexe.1 を追加した。
・gzexe 中でファイルのパーミッションを保存することを試みた。
・gzexe に -d オプションを追加した。
・gzexe 中で、ファイル名の中のスペースに対してガードするようにした。
・zcmp 中で 環境変数 CMP を使うようにした。
・拡張子 .z を持つファイルに対して、gzip がウォーニングの終了ステータスを返
  すようにした。
・全てのシステムに可搬性があるわけではない d_ino の使用法をやめた。
・一貫性を出すために #if の代わりに #ifdef を使うようにした。
・VMS では "cc util" の代わりに "cc util.c" を使うようにした。 (論理ファイル
  名を持つ pb)
・Amiga 用に utime() を追加した。
・gzcat.1 を zcat.1 にリネームした。
・Amiga において fcntl.h をインクルードするようにした。(読み書き用)
・VMS 用に makefile 中でシンボルとリンクの定義を追加した。
・VMS では vms/gzip.hlp を見るようにした。
・必要な時のみ、元ファイルのファイル名をセーブするようにした。
・読み込みモードのファイルオープン用にモードパラメータを追加した。 (VMS で必
  要なため)
・MSDOS でパスの区切りに / も \ も両方認めるようにした。
・gunzip がストアされた .zip ファイルを正しく展開できるようにした。
・vms/gzip.hlp 中に VFC フォーマットについてのウォーニングを追加した。
・znew 中で、壊れているファイルはスキップするが他のファイルは処理するように
  した。
・tailor.h を掃除した。
・プログラム名と干渉しないように、VMS では GZIP_OPT を使うようにした。
・gzip.texi 中に環境変数 GZIP に関する記述を追加した。

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1993年 2月11日(木)  17:21:32  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.0.3

・もし、古い .Z ファイルの方が小さいならば、それを残すために、 znew に -K オ
  プションを追加した。
・環境変数 GZIP 中の -v をキャンセルするための、-q (quiet) オプションを追加
  した。
・Turbo C 用にポインタを解放する前に標準状態にするようにした。
・add_envopt() 中により多くの安全チェックを追加した。
・一様な exit path (常にメモリを解放する)のために、do_exit() を追加した。
・MSDOS 用の MAX_PATH_LEN を短くした。
・signal.h の前に sys/types.h をインクルードするようにした。
・NeXT が strdup を持っていないので、これを避けるようにした。
・14 文字というファイル名の制限に関してシステム上で gzexe がより安全になるよ
  うにした。

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1993年 2月10日(金)  09:45:49  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.0.2

・デフォルトのオプション用に環境変数 GZIP を追加した。
・アミガへのサポートを追加した。
・znew が .z ファイルより 古い .Z ファイルの方が小さい場合には、それを残すよ
  うにした。
・稀にしか使われない実行可能型ファイルを圧縮するための、gzexe を追加した。
・静的なメモリ確保(DYN_ALLOCではない)の時に、メモリ消費を減らした。
・ウォーニングやエラーの戻り値をより良く分類した。
・DYN_ALLOC と MAXSEG_64K が独立にオプションとして指定されている時に make さ
  れる unlzw.c をフィックスした。
・unlzw 中で INBUFSIZ が 32K 以上になるのを許した(rsize の符号は使わない)。
・古いシステムで問題になるのを避けるため、古いフォーマットの tar ファイルを
  作るようにした。
・もし、touch -r が働いた時には、 znew -P でタイムスタンプを保存するようにし
  た。
・zmore 中で、${PAGER:-more} の代わりに ${PAGER-more} を使うようにした。
・mode-t の代わりに、unsigned を使わないようにした。
・.z ファイル中の引きずったゴミに対するエラーメッセージがより良くなった。こ
  のゴミは、VMS 上では無視される。
・SYSV 上の zmore 中で、-cbreak の代わりに icanon を使うようにした。
・非 STDC コンパイラのために、void* の代わりに char* を使うようにした。
・286 上の Xenix 用の makefile のエントリを追加した。
・存在しているファイルが上書きされなかった時には、エラーコードを返すようにし
  た。
・lzw.c のために、lzw.h のプロトタイプを使うようにした。
・-P オプションだけがついた時の znew をフィックスした。
・エラーの時には、unlink() の前に、出力ファイルをクローズするようにした。
・ポータブルファイルから、ターゲットに従属な全ての ifdef を鎮圧した。
・exit の際に、すべての動的に確保された変数を解放するようにした。

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1993年 2月 4日(木)  18:23:56  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.0.1

・msdos/Makefile.bor 中のいくつかの些細なエラーをフィックスした。

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1993年 2月 4日(木)  10:00:59  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * バージョン 1.0

・gzip は今は Vax/VMS 上で走っている。(次のバージョンでは、アミガがサポート
  されるであろう。)
・/bin/sh を使っている時には、-f なしではファイルを上書きしないようにした。
・圧縮された(.Z)ファイルに対して、テストオプション -t をサポートした。
・壊れている圧縮ファイルに対して出力をフラッシュするようにした。 README 中に
  ウォーニングを加えた。
・MSDOS 用の makefile を付け加えた。
・configure 中で、csh の存在に頼らなくなった。
・gunzip.1 と gzcat.1 を付け加えた。
・znew.1 をアップデートした。
・unlzw() 中でリザーブされたフラグをチェックするようにした。
・lint のウォーニングを避けるために、main がダミーの戻り値を持つようにした。
・lint のために、lzw.h 中で OF を定義した。
・"znew -v -t" と "znew -vt" の両方ともを許した。
・複数のパーツに対しては、出力ファイル名を上書きしないようにした。
・もし、configure が古いものの時には、ウォーニングを出すだけにした。
・trees.c 中で、 , の代わりに ; を使うようにした。(SAS Amiga コンパイラが混
  乱するため)
・INSTALL 中に、"DEFS='-DM_XENIX' ./configure"の記述を入れた。
・より可搬性(DOS, OS2, VMS, AMIGA)を持たせるために、OTHER_PATH_SEP を使う
  ようにした。
・tar の変則的なバージョンのために、すべてのディレクトリ構成を書き込み可能に
  した。
・zmore, zcmp, zdiff 中で、 zcat の代わりに gzip -cd を使うようにした。
・配布に関して、GNU tar を使わないようにした。というのも、untar できないシス
  テムがあるからである。
・gzip --version で exit() しないようにした。

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1993年 1月26日(月)  10:26:42  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.8.2

・MSDOS用に 'far'宣言を避けた。
・configure.in (Ultrix用)の中で test -x の代わりに test -f を用いた。
・変則的なシェル用に Makefile.in の中の if に中身のない else を付けた。
・UNDERLINE の代わりに NO_UNDERLINE を用いた。(pb with Linux cpp)
・ダメージ・リカバリー用に連続したファイルを認めた。(-ff オプション)
・Makefile.os2 への小さなパッチを当てた。
・potential conflicts を避けるために bzero の代わりに memzero を用いた。
・zip ファイルの展開における、ドキュメントの制限。
・ACL_HAVE_SHELL_HACK 中の引用符をフィックスした。
・DIET 中のバグのため、MSDOS 上ではファイルサイズのチェックはしない。
・複数にリンクされているファイルの zcat を許した。
・pkzip 2.04c とのコンパチビリティのため、inflate.c 中にフィックスを加えた。
・tar.z(tar.Z ではない)と tar フォーマットでの gzip をリリースした。

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1993年 1月22日(金)  10:04:13  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.8.1

・Makefile.os2 をフィックスした。
・TurboC が好きではない #if 指示をフィックスした。
・znew 中の uncompress に頼らずに、 gzip -d を使うようにした。
・znew 中にパイプオプション -P を加えた。
・TODO にもっといくつかのアイデアを加えた。
・NDIR と SYSNDIR 両方共をサポートした。

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1993年 1月21日(土)  15:46:38  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.8

・unpack をサポートした。
・リターンステータス(戻り値)につけ加えて、configure.in 中の _match.o をチェッ
  クした。
・zip.c に  をインクルードした。
・ローカルとして、局所変数と局所関数を定義した。
・より多くの代わりのプログラム名を認めた(pcat, gzcat, ...)。
・.EXE と同様に .exe も認めた。
・複数にリンクされたファイルは、-f を付けたときだけ展開できるようにした。
・file.z が存在しないときの gunzip のエラーメッセージを改良した。
・INSTALL 中の /etc/magic に対するエントリーをフィックスした。
・特別なマクロの代わりに一律に、AC_HAVE_HEDERS を使用した。
・man のページを .l の代わりにデフォルトの .1 としてインストールした。
・README 中に crypt++.el のドキュメントを入れた。
・16ビットマシン上の unlzw() をフィックスした(ビットマスクは unsigned でな
  ければならない)。
・入力ファイルと出力ファイルが同一の場合には、文句を付けるようにした。
・展開時に 13 文字以上のファイルは、出力ファイル名を修正してから出力するよう
  にした。
・CPP がセットされている場合には、上書きしないようにした。
・match.s をアセンブルしようとする前に、i386 かどうかをチェックするようにし
  た。
・アセンブルの前に、外部変数名にアンダーラインがあるかどうかをチェックするよ
  うにした。

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1993年 1月 5日(月)  10:16:24  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.7

・"make test" の代わりに "make check" を使うようにした。
・znew 中の dirname に頼らないようにした。
・znew 中で gzip の際にタイムスタンプとパスオプションを保存するようにした。
・lex での食い違いを避けるために、.l ファイルを .1 に戻すようにリネームした。
・gzip -r の際に .z.z というファイルをつくらないようにした。
・match.asm 中で nice_match を使うようにした。
・deflate.c 中で、ループを展開した。
・ウィンドウの終わりを越えてマッチングを試みないようにした。
・.zip ファイルを gunzip で再び認めるようにした。(バージョン 0.5 ではそうなっ
  ていた。)
・TurboC 2.0 で再びコンパイルできるようにした。(バージョン 0.4 ではそうなっ
  ていた。)

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1992年12月30日(火)  20:00:19  Jean-loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.6

・拡張子 .z は compact ではなく、pack で使われている。(README, gzip.1 参照)
・zcat につけ加えて、gzcat を認めた。
・もし定義されているなら、zmore 中で PAGER を使用するようにした。
・/usr/local/manl の man のページは、拡張子が .l であるべきだ。
・NeXT 上では、bzero を再定義しないようにした。
・一つしかコードがないなら、不完全なハフマンテーブルを認めるようにした。
・7 ビット以上先は見ないようにした。(早まった EOF の原因になる)
・コンパイラのバグをチェックするために、"make test" を加えた。
・`i386' に依存しないようにした:直接アセンブルするように試みた。
・凍結した 1.x と干渉するのを避けるため、マジックヘッダを変更した。
・INSTALL 中に /etc/magic 用のエントリを加えた。
・一つ以上のメンバを持つ入力 .zip ファイルを消去しないようにした。
・gzip -t foo.Z としたときに、"OK" の代わりに "untested" と表示するようにし
  た。
・-t オプションがあるときは、.Z フォーマット中の標準入力はスキップするように
  した。
・一つの入力ファイル中に複数の圧縮されたメンバがあっても許すようにした。
・ゼロのタイムスタンプは無視するようにした。
・znew をより安全にした。

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1992年12月29日(火)  10:00:19  Noah Friedman  (friedman@gnu.ai.mit.edu)

・configure.in 中に #!/bin/sh 用のテストを加えた。
・Makefile.in 中の $srcdir へのいくつかの参照をフィックスした。

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1992年12月21日(月)  17:33:35  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.5

・すべてのファイル中に RCS ID を入れた。
・gzip による古い .Z ファイルを再圧縮するように znew を加えた。
・-r があって -v が付いていない場合には、"already .z suffix" のメッセージを
  避けるようにした。
・treat_dir() 中の d_ino のチェックルーチンを入れ戻した。
・USG の代わりに HAVE_STRING_H を使うようにした。
・os2/Makefile.os2 を加えた。
・OS/2 上で SYSUTIME を使うようにした。
・ディレクトリ情報は $(prefix)/lib/info ではなく、$(prefix)/infoであるように
  した。
・ロングオプションをサポートした。getopt と alloca を加えた。
・-V と -t をサポートした。
・autoconf.info の提案にしたがって、configure.in を再編成した。
・オリジナルファイルを削除しないときには、リンクを許すようにした。
・zdiff 中で .z か .Z を許した。

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1992年11月25日(水)  11:40:04  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.4.1

・オリジナルベース名だけをセーブするようにし、ディレクトリ名は含めないように
  した。
・HAVE_LONG_FILE_NAMES を使わないようにした。(複数のファイルシステムタイプ
  をサポートした)
・gzip.h 中の abort_gzip の宣言をフィックスした。
・gcc -Wall のウォーニングの回避が存在するときには、unistd.h をインクルード
  するようにした。

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1992年11月23日(月)  12:39:01  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.4

・たくさんの掃除をした。
・autoconf が生成した 'configure' を使うようにした。
・NO_MULTIPLE_DOTS のコードをフィックスした。
・save_orig_name のコードをフィックスした。
・MSDOS (Turbo C) をサポートした。

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1992年11月19日(火)  15:18:22  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * βバージョン 0.3

・オートコンフィギュレーションを加えた。今は、"make" とタイプするだけでよい。
・"make install" 中では、デフォルトで圧縮ファイルを上書きしないようにした。
  上書きするときは、"make install_compress" を使う。
・386 boxes 用に match.s を加えた。
・texinfo フォーマットのドキュメントを加えた。
・リダイレクト入力無しで要求があった場合は、"gunzip" 用のヘルプを与えるよう
  にした。
・必要なときには、元のファイル名をセーブするようにした。
・OS/2 をサポートした。(Kai-Uwe Rommel)

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1992年11月17日(火)  14:32:53  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * αバージョン 0.2.4

・ok の時には、get_istat() 中で 0 を返すようにした。(zcat でエラーの原因と
  なるため)
・圧縮されたデータは、CRC をアップデートしないようにした。(大きなファイルだ
  と CRC エラーの原因となるため)

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1992年11月13日(金)  15:04:12  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * αバージョン 0.2.3

・unlzw.c 中で rsize を初期化するようにした。
・zcat のために、 ofd を初期化するようにした。
・treat_dir のアーギュメントとして、volatile 型の ifname を使わないようにし
  た。
・gzip.1 に -1 から -9 を付け加えた。

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1992年10月31日(土)  18:30:00  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * αバージョン 0.2.2

・エラーメッセージをフィックスした。
・zip ファイルの gunzip を認めた。

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1992年10月31日(土)  17:15:00  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * αバージョン 0.2.1

・util.c 中で ctype.h を使うようにした。(SysV で問題となるため)
・BINDIR がもし存在しない時には作るようにした。
・デフォルトで cc を使うようにした。
・zcmp, zmore, zdiff を付け加えた。
・gzip.1 のマニュアルページをフィックスした。

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1992年10月31日(土)  17:00:00  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * αバージョン 0.2

・gcc でのコンパイルに関する問題点をフィックスした。

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1992年10月31日(土)  12:46:00  Jean-Loup Gailly  (jloup@chorus.fr)

    * αバージョン 0.1 がリリースされた(時間的切迫の下で)。
      そのため、あまりテストされていない。申し訳ない。

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  ChangeLog を訳してみました。英語は苦手だし、Unix にも詳しくないので、誤訳
や意味不明の珍訳があちこちにあります。(^_^;)


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     本邦訳は、ArctanX こと田辺英昭が著作権を保持しますが、 GPL に準拠した
   配布を認めます。

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