/*
GNU zip のバージョンアップ履歴 Update.doc
*/
<本家 Ver1.0.3>
X6_01 1993/02/16
★Ver0.8.2 (X6_01) (わかとの氏バージョン)を元に移植する。取り敢えず動
く。
X6_02 1993/02/19
★Twentyone.x に対応。常駐状況をチェックして、圧縮時の拡張子変更に対処。
★環境変数 LANG に japanese をセットすると、ヘルプメッセージが日本語にな
るようにした。japanese は大文字でもよい。何もセットしなかったり、
japanese 以外をセットすると、ヘルプメッセージは英語になる。
★cshwild.a をリンクしたバージョンと、HUPAIRlib.a をリンクしたバージョン
を用意した。
X6_03 1993/03/01
★環境変数 TZ に -9 でなく、JST-9 (本当はこれが正しい)を指定すると、タイ
ムスタンプがおかしくなってしまうバグを直した。そのかわり、環境変数 TZ
には必ず JST-9 をセットして下さい。
★環境変数 LANG に japanese をセットした時に、ロングオプション(フルスペ
ルで指定するオプション)まで、日本語に直されているバグを直した(大まぬ
け>私)(ヘルプメッセージの話ね)。
★ -s オプションで、元のファイル名を圧縮ファイル名に「必ず」入れることが
できるようになった。これにより、-c オプションでリダイレクトした時に、
全く別の圧縮ファイル名になっても、展開時には元のファイル名に戻る
(gzip.x68 参照)。
★Gzip_1.jpn (日本語版オンラインマニュアル)のロングオプションも日本語に
直されていたので、元に戻した。あと、多少加筆訂正した。
★Gzip.1 (GNU オリジナルオンラインマニュアル) に少々問題点があったので、
修正した。
<本家 Ver1.0.4>
X6_01 1993/03/06
★本家が 1.0.4 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.0.3
(X6_03) までの機能はほぼすべて継承している。
★しかし、1.0.3 -> 1.0.4 が X68000 にとって、あまり大きな変更点を持たな
いバージョンアップだったため、正直なところ、あまり変っていない。
★本家のドキュメント類が若干更新されているので、訳し直した。特に今回は、
初めて TODO を日本語訳した。
★「チャイルドプロセスから実行するとバスエラーになる」がどういう訳か直っ
てしまった(何も直していないのに(^^;))。
<本家 Ver1.0.5>
X6_01 1993/03/08
★本家が 1.0.5 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.0.4
(X6_01) までの機能はほぼすべて継承している。
★しかし、1.0.4 -> 1.0.5 が X68000 にとって、あまり大きな変更点を持たな
いバージョンアップだったため、正直なところ、あまり変っていない。
★gzip は X68000 への移植者が多いので、メッセージ中に移植者である私の名
前(ハンドル?)が入った。もし、マズいようなら教えて下さい。(これが
GNU の規約違反になるとは考えにくいけど)
★本家のドキュメント類が若干更新されているので、訳し直した。
★アーカイブファイルの容量を小さくするために、極力差分ファイルを使うよう
にした。
X6_02 1993/03/10 非公開バージョン
★ちょっとしたバグフィックスをした。
★MSDOS マシンで make しても、メッセージを日本語にできるように、 #ifdef
を書き直した。
X6_03 1993/03/12
★ -x オプションをサポートした。これによって、複数ファイルの一括圧縮、一
括展開ができるようになったので、gzip を圧縮ツール+簡易アーカイバとし
て使えるようになったと思われる。
★MSDOS マシンで make しても、 -s オプションや -x オプションが使えるよう
に、#ifdef を書き直した。
★ -x オプション等の使用法を示すため、ドキュメントファイルを更新した。
<本家 Ver1.0.6>
X6_01 1993/03/18
★本家が 1.0.6 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.0.5
(X6_03) までの機能はほぼすべて継承している。
★しかし、本家 1.0.5 -> 1.0.6 が X68000 にとって、あまり大きな変更点を持
たないバージョンアップだったため、正直なところ、あまり変っていない。
X6_02 1993/03/19 非公開バージョン
★Amiga (68000) 用のアセンブラソース(本家アーカイブに付属)を利用して、
X68000 版も圧縮ルーチンの一部をアセンブラ化した。 -9 オプション使用時
で約 1.8 倍高速化された(対 X6_01 比)。しかし、-1 オプション使用時で
はほとんど違いはない。さらに困ったことに、-9 オプションは確かに速くなっ
たのだが、圧縮ファイルのサイズが、X6_01 の -1 オプション使用時より大き
くなってしまった。結局、X6_01 の -1 オプション使用時の方が、速度でもサ
イズでも、X6_02 の -9 オプションより良いという結果になってしまった。
ひょっとしたら、バージョンダウンかもしれない・・・(T_T)
<本家 Ver1.0.7>
X6_01 1993/03/25 非公開バージョン
★本家が 1.0.7 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.0.6
(X6_01) までの機能はほぼすべて継承している。
★エラーメッセージの表示形式が統一された。
★1.0.6(X6_02) で問題となっていた「圧縮ファイルサイズが大きくなる」は、
やはりミスであった(Amiga では問題なかったのだが、X68000 用の HAS.X
に持って来る時にミスっていた。)。それを改善した。その上、本家配布の
68000 用アセンブラソースを Bun.氏がさらに最適化されたので、それ
を搭載した(感謝>Bun.氏)。 1.0.6(X6_02) の時の 1.8 倍速は、バ
グのためであって、結局 1.2 倍速 (-9 オプション時)位になってしまった。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
! ★ということで、1.0.6(X6_02) が出力する .z ファイルは正規のもので !
! はないので(一応元どおりに復元はされますが)、もし、1.0.6(X6_02) !
! を使っている方がいらっしゃいましたら、直ちに使用をやめ、新しい !
! バージョンに差し換えて下さい。どうもすみませんでした。 !
! (1.0.6(X6_02) は非公開バージョンなので、持っている人はまずいな !
! いはずですが) !
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X6_02 1993/03/27 非公開バージョン
★ -r オプションをつけて圧縮ファイルを作成する時に、ファイル名だけでな
く、サブディレクトリ名も圧縮ファイル中に保存できるようにした。(-S
オプション(-s オプションはファイル名しか保存しない))これは、次に
述べる「ディレクトリ作成展開」の布石である。
★ディレクトリ作成展開をサポート(-m オプションを -x オプションと併用
する)した。前述の -S オプションと -r オプションを使って作られた .z
ファイルに対して -xm で展開すると、サブディレクトリを作りながら展開
する。
★ C:\>gzip -x d:\test.z などとすると、d:\ にファイルが展開されてしま
うバグを fix した(正しく C:\ に展開される)。
★作業中のディスクフルに対するチェックを改良した。
X6_03 1993/03/28
★ -F オプションをサポート。-F <出力する .z ファイル名> のようにして使
う。これによって、いちいち -c を付けてリダイレクトする必要がなくなっ
た。また、*.* でファイルを圧縮し、 .z ファイルをカレントにリダイレク
トで作成した時に、リダイレクト中の .z ファイルを圧縮してしまうという
不都合を回避できるようになった。なお、このオプションは、展開時には意
味を持たない(圧縮時のみ意味を持つ)。
X6_04 1993/04/01
★TwentyOne +T +P 状態の時に、18 文字以上のファイル名を持つファイルを
圧縮すると、ファイル名の短縮化がうまく行かず、エラー終了してしまうバ
グをフィックスした。すなわち、.z の直前までが 18 文字になるようにし
た(マルチピリオドモードでも、最後の拡張子を除いて 18 文字が限界になっ
ているため)。(もちろん、TwentyOne +T +P 状態の場合だけ)。
★ .z ファイル中に保存されているファイル名がマルチピリオドの場合に、そ
の .z ファイルを TwentyOne の常駐していないシステムで展開した時は最
後のピリオド以外のピリオドは、'_' で置き換えて展開するようにした。
★ .z ファイル中に保存されているファイル名に特殊文字(*1)が使われていた
場合(TwentyOne +S の状態で作成された .z ファイル)に、そのファイル
を TwentyOne -S のシステムで展開したときには、ファイル名として使用で
きない文字は、'_' で置き換えて展開するようにした。
(*1)「特殊文字」 TwentyOne +S の状態でなければ、ファイル名として
使用できない特殊な文字のことを指す。具体的には、「"'+,-;<=>[]| 」な
どである。余談になるが、ファイル名に '%' を使うことは、TwentyOne に
関係なく可能であるが、一部の ls.x や Light DIR(MonAmi 氏作)で指定す
るとエラーとなってしまう。よって、あまり使わない方がよいだろう。
★このバージョンでは、特殊文字の場合もマルチピリオドの場合も両方とも
'_' で置き換えるようにしてあるが、異なった文字で置き換えた方がわかり
やすくて良いという意見が多いようなら、そうするので、意見のある方はメー
ルを出して欲しい。
X6_05 / MSDOS_05 1993/04/16 非公開バージョン
★「タイムスタンプが 60 秒以上違わないファイルが、複数圧縮された .z ファ
イルを、-x で展開すると、タイムスタンプが正しく復元されない」という
バグをフィックスした。
★ファイル名をフルパスで指定した時などに、ファイル名(パス名含む)が
18 文字を越えたところで、短縮処理を初めてしまうというバグを fix した。
すなわち、パス名なしのファイル名だけで 18 文字を越えた時だけファイル
名の短縮処理を行なうようにした。
★-E オプションをサポートした。-E <展開先パス名> として使用する。 <展
開先パス名>に存在しないディレクトリ名が指定されている場合には、その
ディレクトリが自動的に作成されてから、展開される。ただし、存在しない
ドライブ名を含んでいてはいけない(当たり前だが)。また、ディレクトリ
作成展開の場合には、<展開先パス名> の下にさらにサブディレクトリが作
られることになる。なお、このオプションは展開時にしか、意味を持たない。
★-F オプションでも、存在しないディレクトリ名を含む、出力 .z ファイル
名が指定された時には、そのディレクトリを自動生成してから、.z ファイ
ルを作成するようにした。
★作業中に表示されるパス名に、"/" と "\" が混在していたので、"/" で統
一した。
★-x で展開したときには、タイムスタンプ復元のメッセージを出さないよう
にした(-v 使用時でも)。
★-t を -x と同時に使用すると、.z ファイル中に含まれるファイルのファイ
ル名を表示しながらテストを行うようにしたので、.z ファイルの中身を確
認するのに利用できるようになった。
★-x で展開したときには、.z ファイルを削除しないようにした。
★ファイル置き換えで圧縮する場合(-F も -c も使わない場合)は、 -S が
指定されていても、.z ファイル中には、ディレクトリ名は保存しないよう
にした。(ファイル名は保存される。)
★MS-DOS バージョンを正式にリリースした。本家配布の MS-DOS 版と異なる
のは以下の通りである。
・-r オプションが使える。
・X68000 版でサポートされた -x, -s, -S, -m, -F, -E が
すべて使える。
・ファイル名に漢字が入っていても、問題ない。
(本家の MS-DOS 版は、.z ファイルに壊れたファイル名が
保存されてしまう。)
・環境変数 LANG に Japanese をセットすると、メッセージが
日本語になる(X68000 版と同じ)
・X68000 版で作成した .z ファイルなどに、MS-DOS で使えな
い文字を含んだファイル名が保存されている場合には、その
文字が "_" に置き換えられて、展開される。
・ワイルドカードの展開が cshwild ライクになった。
要するに、X68000 版に(なるべく)準拠したということである。
★そのほか、細かなバグフィックスをした。
X6_06 / MSDOS_06 1993/04/17
★インダイレクトファイルをサポートした。インダイレクトファイル名の頭に
@をつけて「@foo.ind」のように指定する。
★そのほか、細かなバグフィックスをした。
X6_07 / MSDOS_07 1993/04/28
★-xvt で疑似的に機能させていた .z ファイルの内容表示を改善した。具体
的には、タイムスタンプの表示、ファイルサイズの表示等があげられる。ま
た、 -xvt の時に限り、ファイルの整合性の表示(OK or 正常) を表示しな
いことにし、リスト表示らしくした。
★.z ファイル中にディレクトリ付きのファイル名が保存されていると、 -d
では展開できず、-x でないと展開できなかったバグをフィックスした。
★.z ファイル中にピリオドが1つもないファイル名が保存されていると、誤
動作する(特に TwentyOne 非常駐時)バグをフィックスした。なお、プログ
ラムの都合上、マルチピリオドのディレクトリ名が保存されている .z ファ
イルを TwentyOne のないシステムで展開すると、ファイル名に関しては、
最後のピリオド以外のピリオドが "_" に置きかわるが、ディレクトリ名に
関しては、全てのピリオドを "_" に置き換えてしまう。
★そのほか、細かなバグフィックスをした。
X6_08 / MSDOS_08 1993/05/18
★圧縮率表示を本家オリジナルの「ファイルサイズ削減率」とするか、 LHa
のように「元ファイルとのサイズ比」にするかを、切り替えられるようにし
た。環境変数 GZIP_RATIO を(内容はともかく)セットすると、 LHa と同
じ形式になる。セットしないと本家オリジナルと同じ形式になる。
★ファイル名の保存されていない .z ファイルも -x で展開できるようにした。
.z ファイル中に複数のファイルが(ファイル名なしで)保存されている場
合、最初の1個は ".z ファイル名" - ".z" で展開され、2個目以降はテン
ポラリファイル名を作って展開する。テンポラリファイル名は、
GZP00000.TMP、GZP00001.TMP という具合いになる。
★ファイル名の保存されていない .z ファイルも -xvt で内容表示できるよう
にした。表示されるファイル名は -x での展開時と同じものとなる。(すな
わち、2個目以降は GZP00000.TMP ・・・となる。)
★X680x0 libc のライブラリをリンクしたバージョンが作れるように、
#ifdef などや Makefile を書き換えた。
X6_09 / MSDOS_09 1993/05/23
★「平」などをはじめとするある種の漢字のファイル名を指定すると誤動作す
る(X68000 CSHWILD 版)という不具合いがあったので、ワイルドカード展
開ルーチンを gzip 内部に持たせ、cshwild.a はリンクしないようにした。
はっきりした原因究明はしていないが、cshwild.a が原因ではないかと思わ
れる。これによって、CSHWILD 版はなくなり、HUPAIR 版だけになった。も
ちろん、ワイルドカード展開ルーチンを内部に持っているのだから、
COMMAND.X 上でも問題なく使えるだろう。
★今まで環境変数 LANG が Japanese になっていても、英語で表示されていた
メッセージの一部を日本語にした。しかし、殆ど出ないエラーメッセージま
で日本語版をつけていると、サイズが意味もなく大きくなってしまうので、
中には、英語のままのメッセージも残っている。
★X68000 版は X680x0 libc をリンクしたバージョンを正式バージョンにした。
★インダイレクトファイルで31個以上のパラメータを渡そうとすると、31
個目がおかしくなってしまい、バスエラーになる(X68000 の場合) バグを直
した。
<本家 Ver1.1>
X6_01 / MSDOS_01 1993/06/02 非公開バージョン
★本家が 1.1 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.0.7
(X6_09) までの機能はほぼすべて継承している。
★圧縮ファイルの拡張子として .gz が使えるようになった(-S オプション)。
★本家が -S オプションを搭載したので、旧 -S オプション(ディレクトリ付
きファイル名保存)が「-R」オプションに名称変更された。
<本家 Ver1.1.1>
X6_01 / MSDOS_01 1993/06/06
★本家が 1.1.1 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.1
(X6_01) までの機能はほぼすべて継承している。
★アスキーモードオプション -a がサポートされた。ワークステーション等と
テキストファイルの圧縮ファイルをやりとりする場合等に使えるだろう。
★数百個のファイル名をインダイレクトファイルで渡すと、時々おかしくなる
バグ(原因はよくわからない)を取り敢えず直した(完全に対処できている
かどうかはよく分らない)。
X6_02 / MSDOS_02 1993/06/07 非公開バージョン
★書き込みに対して、セカンダリ・バッファを用いることによって、小さなファ
イルを数多く1つのファイルに圧縮する(特にフロッピーに対して)場合に、
ディスクアクセスの回数が格段に減るので、かなりスピードアップした。
(注意:圧縮そのものが速くなったわけではない。)しかし、メモリに余裕
のある X68000 版でしか実現できていない(現段階では)。
★X68000 版で、チャイルドプロセスから呼ばれた場合等を考慮して、バッファ
の容量を (Input / Output) = (128 KB / 128 KB) から、 (64KB / 16KB +
64KB(Secondary Buffer)) に変更したので、消費メモリが 100 KB 程、少な
くなった(はず)。
★MS-DOS 版は、「メモリ不足のエラーが出て走らない」という報告を受けた
ので、バッファの容量を (32KB / 16KB) から (8KB / 8KB) に変更した。こ
れである程度コンベンショナルメモリの少ない環境でも実行できるようになっ
たと思われるが、8KB 毎の読み書き(LHa と同じ?) になるので、フロッピー
に対して作業を行なおうとすると、少々遅くなることは避けられないだろう。
(EMS にバッファを取るか?)
★完成直前に Ver1.1.2 が発表されていることが判明したため、完成後、数時
間で用のないバージョンになってしまった。(T_T)
<本家 Ver1.1.2>
X6_01 / MSDOS_01 1993/06/08
★本家が 1.1.2 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.1.1
(X6_02) までの機能はほぼすべて継承している。
<本家 Ver1.2.1>
X6_01 / MSDOS_01 1993/06/20
★本家が 1.2.1 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.1.2
(X6_01) までの機能はほぼすべて継承している。
★ -F オプションを使用していると、作業が終る時にデバッグ用のメッセージ
が表示されてしまう(大ボケ)を fix した。
★X68000 版は拡張子のデフォルトを TwentyOne に関係なく .gz にした。
★.gz ファイル中に元のファイル名を保存するのがデフォルトになったので、
-s オプションが廃止され、代りに「ディレクトリ付きファイル名保存」の
-R オプションが -s に変った。結局、-R オプションがなくなったことにな
る。
<本家 Ver1.2.2>
X6_01 / MSDOS_01 1993/06/22
★本家が 1.2.2 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.2.1
(X6_01) までの機能はすべて継承している。
★バイナリは微妙に違うが、実際には 1.2.1 と何もかわらない。
X6_02 / MSDOS_02 1993/06/24
★gzip を gunzip や zcat にリンクした時に、gunzip や zcat を大文字で呼
び出すと誤動作するバグを fix した(随分昔に直したと思っていたのに、
またおかしくなっていた)。
★ -l オプションでの圧縮サイズと非圧縮サイズの表示位置が、妙に間延びし
ているのを fix した。
<本家 Ver1.2.3>
X6_01 / MSDOS_01 1993/07/03
★本家が 1.2.3 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.2.2
(X6_02) までの機能はすべて継承している。
★ -X オプションのあとに展開したいファイル名を指定できるようにした。
-x オプションでの展開時のみ有効である。
X6_02 / MSDOS_02 1993/08/09
★ -X オプションのあとに指定する展開ファイル名に、ワイルドカードが使え
るようになった(csh ライク)。
★ usage 中に -r オプションが入っていなかったのを fix 。(実は随分前か
ら入っていなかった)
<本家 Ver1.2.4>
X6_01 / MSDOS_01 1993/08/27
★本家が 1.2.4 にバージョンアップしたので、それを移植した。 1.2.3
(X6_02) までの機能はすべて継承している。
★日本語 usage 中に -r オプションが入っていなかったのを fix 。(実は随
分前から入っていなかった)
★正式サポートではないようだが、GNU オリジナルが -m オプションを使用し
ているようなので、ディレクトリ作成展開の -m オプションは、 -w オプショ
ンに名称変更された。
X680x0_02 / X68030_02 / MSDOS_02 1993/09/26
★-xvt オプション時に表示される圧縮ファイルの内容表示の中で、タイムス
タンプが 1970/01/01 09:00:00 になってしまうバグがあった。(-N オプショ
ンをつけていないと発生する)これを fix し、-N オプションが指定されて
いない場合には、圧縮ファイルと同じタイムスタンプが表示されるようになっ
た。なお、-N オプションなしで -x で展開すると、展開されたファイルの
タイムスタンプは全て圧縮ファイルと同じになる。したがって、タイムスタ
ンプを復元するためには、-N を必ず指定すること。
★X68030 専用バージョンを用意するともに、他の移植者のバージョンと区別
するため、バージョンナンバーの表記を変更した。gzip -V を実行した時に
表示されるバージョンナンバーが X680x0_?? のものは、X68000 / X68030
いずれでも実行できるが、X68030_?? のものは、X68030 専用である。
★-F と -E のロングオプション --setzfname と --expath が動作しないこと
が判明したので対処した(なぜ今まで気が付かなかったのだろう?)。
それと同時に -F のロングオプション名 --setzfname を --gzout に変更。
★-E でカレントと違うパスに展開しようとしているのに、カレントにある同
名ファイルに反応して重ね書きチェックをしてしまうバグを fix した。
★-S オプションで TwentyOne +T +P のときに 3 文字の拡張子を指定すると、
エラーになってしまうバグを fix した。
★-S オプションで大文字の拡張子を指定すると、エラーになってしまうバグ
を fix した。
★X680x0 用で、-r オプションを使うと、サブディレクトリを見に行ったまま、
ハングってしまうバグが直った(libc のバグだったか?)。
★MSDOS 用で、ディスクフルになった時にハングってしまうバグを fix した。
★ドキュメントの中で、"X68000" と表記してあった箇所を "X680x0" に変更
した。
★UPDATE.DOC(このファイル)のフォーマットを変更した。
X680x0_03 / X68030_03 / MSDOS_03 1993/12/12
★圧縮ファイルのヘッダをサーチすることによって、-xvtN による内容表示や
-x -X foo などの指定ファイル展開の時に、かなり速度が向上した(-i オ
プション)。以前は内容表示の際にも、指定ファイル展開の際にも、内部的
には圧縮ファイルをすべて展開していたためである(ファイルに出力してい
なかっただけ)。ただし、圧縮データの中にヘッダと同じバイト列が入って
いる場合に、ヘッダを取り違え、サーチを失敗することがあるので、-i オ
プションが指定されている時だけしか、このサーチは行わない。
オプション文字を i にしたのは、展開時に gzip -xvi foo.gz -X bar とな
るからである(笑) ^^^
★-X による展開ファイルの指定の際に、ファイル名をフルパスで指定しなく
てもよいようにした(ファイル名のみでよい)。ただし、違うディレクトリ
に同じファイル名のファイルがある場合に不都合が生じるので、-p オプショ
ンをつけると、ファイル名をフルパスでチェックするようになる。
オプション文字 p は、LHa の「p : 名前の比較・表示を厳密に行う」と共
通になるように決定した。
★環境変数 GZIP_SORT が定義されていると、gzip -9vF foo.gz *.doc などと
した場合に、*.doc にマッチするファイルをソートしてから圧縮ファイルに
格納する。定義されていない場合は、ファイルエントリの順に圧縮ファイル
に格納される。(前バージョンまでは無条件でソートしていた。)
★ディレクトリ名付きで格納されている圧縮ファイルを -w オプションなしで
展開した場合には、圧縮ファイルに格納されている本来のディレクトリ名付
きファイル名を別途表示するのだが、圧縮ファイル中の最後のファイルだけ、
この別途表示が行なわれていなかったので、修正した。
★ -xvtN による圧縮ファイルのリスト表示において、-X "*.doc" などと指定
すると、マッチするファイルだけがリスト表示されるようにした。(前バー
ジョンでも表示しようとするが、表示がおかしくなっていた)
★X680x0 における TwentyOne 非常駐時と MSDOS 版において、ディレクトリ
名に拡張子がついている場合にエラーが出たり誤動作するバグを fix した。
★マルチピリオドのディレクトリ名が保存されている圧縮ファイルを X680x0
の TwentyOne 非常駐時や MSDOS で展開する時に、マルチピリオドのディレ
クトリ名の全てのピリオドを "_" に変換していたが、最後のピリオドだけ
は変換せずに拡張子として扱われるようにした。 abc.def.ghi/foo.bar は、
abc_def_ghi/foo.bar ではなく、 abc_def.ghi/foo.bar に変換されるとい
うことである。このとき、最後のピリオド以降(拡張子)が 4 文字以上あ
る場合には、最後のピリオドも "_" に変換した上で、全てノード扱いにな
るようにした。この結果ノードが 8 文字以上になる場合には(MSDOS)、自動
的に切り詰められる。
★ディレクトリが保存されている圧縮ファイルを -w オプションなしでカレン
トに展開する場合、ファイルの既存チェックがおかしくなっていたのを fix
した。
★書き出そうとしているファイル名が既存ファイルの場合に、「重ね書きしな
い」を選ぶとその後のファイルの展開をしないで、すぐ終了してしまうバグ
を fix した。
X680x0_04 / X68030_04 / MSDOS_04 1994/11/20
★ファイル名をドライブ名なしの絶対パス(/test/foo 等)で指定すると正常に
動作しないバグを fix した。
★ファイル復元時に圧縮率が表示されないバグを fix した。
(Ver1.1.2 (X6_01 / MSDOS_01) の頃からバグったままだった)
が、複数のファイルを圧縮してから繋いだ .gz ファイルを -d で展開すると
圧縮率がおかしくなってしまう(本家の仕様)ので、その際は圧縮率を表示
しないようにした。
★-xvt によるリスト表示の際に -X オプションで .gz ファイル内に存在しな
いファイル名を指定するとリスト表示がおかしくなってしまうバグを fix
した。
★ gzip.x / gzip.exe を jgzip.x / jgzip.exe にリネームしたり、リンクを
張ったりすると、環境変数 LANG をセットしなくてもヘルプやメッセージが
日本語になるようにした。
X680x0_05 / X68030_05 / MSDOS_05 1995/01/15
★ gzip 本体にワイルドカードを展開させると、マッチするファイルが一つも
ない時に本来はエラーメッセージが出るはずなのに何も表示されなくなって
いるバグを fix した。(Ver1.2.3 (X6_02 / MSDOS_02) の頃にエンバグした
ままになっていた)
★オプション指定のエラーメッセージを日本語対応にした。
★システムコールレベルのエラーメッセージも日本語対応にした。
1995/01/15
ALTA Net ALTA1565
Bug-House BBS BUG0064 \ \/
Cecile BBS CEL0322 Arctan / \UTMC
Inside BBS INSD0053  ̄ ̄  ̄ ̄
Palmtown Network PALM0466 田辺 英昭 (Hideaki TANABE)
Mapletown Network MAP2492
Network-SCoT SCOT0032
Nifty Serve KFA05024@niftyserve.or.jp
(e.o.f)
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arctanx@hauN.org